Line@配信 #228「イラン、女性拘束死で抗議デモ」
こんにちは。
めじろ英語教室がお届けする
今週の【海外ニュースピックアップ】です。
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めじろ英語教室 Line@ #228_13Oct2022
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Iran Protests After Death of Woman in Police Custody
「イラン、女性拘束死で抗議デモ」
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Mahsa Amini was arrested for
wearing her headscarf too loosely.
She collapsed at a police station and died three days later.
The police denied that she was mistreated and
said she died of a heart attack.
Protests began after her funeral and spread to other parts of Iran.
【単語チェック！】
- protest:【動詞】抗議する
- custody:【名詞】拘留、強制収容
- arrest:【動詞】逮捕する、be arrested=逮捕された
- collapse:【動詞】倒れる、衰弱する
- denied:【動詞】denyの過去形、否定する、断る
- mistreated:【動詞】mistreatの過去形、虐待する
- funeral：【名詞】葬式
【訳】
イラン、女性拘束死で抗議デモ
マハサ・アミニは、スカーフを緩く被っていたため逮捕された。
彼女は警察署で倒れ、3日後に死亡。
警察は、彼女が虐待されたことを否定し、
心臓発作で死んだと発表した。
彼女の葬儀の後、抗議運動が始まり、
イランの他の地域にも広がった。
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＜編集後記＞
イランでのこの悲しい事件と
イラン国内でのデモについては知っていましたが
世界各国にデモが広がっているんですね。
現在カナダに留学中の元生徒さんが
バンクーバーでのデモ抗議の写真を送って来てくれました。
Protesters in front of Iranian Embassy ©taitai
イラン大使館前に集まる人々。
遠いカナダから祖国の
女性差別
警察官による暴力
証拠や情報の隠滅や捏造
独裁政治
などに対する抗議活動です。
イスラム教はイランの国教です。
他の宗教は認められていないそうです。
女性は髪の毛を隠さないといけないという
神の教えがコーランに書いてあるため
思春期になるとヒジャブと呼ばれるスカーフをつけなければなりません。
先日マレーシアに1か月旅行へ行っていた友人は
現地のモスク巡りをしてこのヒジャブの着用体験をしてました。
女性ですから観光客であれモスクへ入る際には必要です。
イスラムの女性たちは沢山の制限がある中
ヒジャブの素材やデザインに拘ったりと
彼女なりにファッションを楽しんでいると聞きました。
こうして海外に暮らすイスラム教徒も
ヒジャブを付けなければならないため
自由な国、アメリカやフランスに居たとしても
女性のイスラム教徒であれば逃げられない規律です。
そういえば2004年にフランスで公立学校における
ヒジャブ禁止の法律が制定され
かなり大きなニュースになっていましたね。
郷に入れば宗教関係なく郷に従え・・でしょうか。
今回のイラン国内の抗議活動では
ヒジャブを外して燃やす女性がいたりと
まさに決死の覚悟でのデモ参加になっているそうです。
実際に既に41名が亡くなっているとのことですし・・・。
平和ボケと言われるほどに平和な日本に居ると
平穏無事で暮らせている事が当たり前でない事をついつい忘れてしまいがちです。
日本に生まれてこれたことを感謝♪
それではまた来週～
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